こぐまの種まき

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さようならオッサン :: 2013/11/04(Mon)

今日、オッサンの長男、次男という方が、お詫びに来た。
長男は見事にオッサンの面影を湛えており、会うとものすごく気持ちがざわついて、ブルーになった。

謝るのはまあ当然だよねと思っているが、よくよく話を聞けば、次男はなんと地元にいた。
なんじゃいそんならもっと早く誠意を見せんかいボケカスゥ!
と心はオラオラ調だったが、「まあ、それはそれは・・」 などと言ってしまう自分の口が憎い。

オッサンは現在療養中で、ゆくゆくは介護施設に、という予定だそう。
戻ってこないらしいことを知り、ホッとした。
二人が帰った後、自分でも驚いたが、気持ちが緩んだせいか、ちょっと涙が出た。

悪いことはいつか終わるのだ!
でももう、経験したくないなあ。







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  1. オッサン
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過ぎ行けば人なり :: 2013/10/28(Mon)

オッサンは、つい何日か前まで表で怒鳴ったりしていたが、この2日ほどはやけに静かだった。
すると、保健所より、奥さんが亡くなり、次いでオッサンが入院したという一報を受けた。
やけに、見慣れぬ人の出入りがあるので、もしやとは思っていたのだが。

頼むからどっか行ってくれ!と、何度も祈ったのに、峠を越した寂しさとでもいうような、この寂寥感はなんだろう。
私もいつか老いていく者として、もう少しやりようはなかっただろうか? とか、いや、あの時は私も必死だった、仕方なかった、と、己のズルさや弱さを、虚しく逡巡してみたりする。
この広い地球上の何十億という人の中で、隣同士に暮らすという、ものすごい希少な縁がありながら、まともに情も交わせなかったのは、単純に残念の一言に尽きる。
まあ、白と黒だけではないのが人の世の常だし、どうにも理解しあえないこともある。
ともかく、過ぎ去ってみれば、みなそれぞれに必死に生きた結果なのだな、と思う。


これまで、お隣との関係をずいぶん茶化してきたけれど、奥さんには、辛い一生を生き抜いたことに心から敬意を払い、次の世がやすらかであることを願います。
オッサンは、あまり苦しかったり、痛かったりせず、心穏やかに暮らせることを願います。



あ、でも、元気になって帰ってきて、またうるさくなったら、即、撤回! ですが。



追伸。
皆さんにお礼を言ってませんでした。
甘やかされて育ったもんで、すみません。笑

これまで一緒に茶化しつつ楽しんでくれた方、時に私以上に怒りを感じてくださった優しい方、そして励ましの言葉をくださった方々に、感謝いたします。
しばらく、オッサンカテゴリの更新はないかもしれませんが、このまま静かにフェイドアウト出来る事を祈りつつ・・









  1. オッサン
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イケスカネー :: 2013/10/03(Thu)

年1回、10月1日に受けることにしている市民健診。
毎年、きっかり1㌔ずつ体重を増やすという、無駄に神業的な自分が憎くなっていた夕方のこと。
オッサンとこの、ホスピスにいる奥さんから、はじめて電話があった。

奥さんは名を名乗った後、いきなり 「あなたの携帯会社どこ?」 と放った。
ただでさえ目立たない私の小さな目を、さらに小さな点にするのに十分な一言であった。
「まあいいわ」 とのたまったその口は、「娘から聞いてはいるが、私は何も知らないので、真実を知りたくて電話した」 と続けた。
私はというと、アハハ~冗談は顔だけにしろよなー、とは言わず、ただただ 「はあ。」 と生返事するのみだった。

電話を切ったあと、ババアの芝居がかったセリフの数々が、頭の中にモワモワと煙の様に充満し始める。
いつもあとになって、チキショーあれもこれも言ってやればよかった!と地団駄を踏むのだ。
まあ、言っても仕方がない気がするので、きっと、あれでよかったのだ。
怒ると損する。
そんなことより、これからの私にとって、基礎代謝をいかに上げるかの方が、遥かに深刻で重大な問題なのだ。
とりあえず、体重計を出そう・・。







  1. オッサン
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ハブ ア ブレイク? :: 2013/09/29(Sun)

半月ほど前、オッサンは子供があるらしいことを小耳にはさんだ。
さっそく保健所に出向き、「ぜひご家族にこの現状を知っていただき、然るべき対処をお願いしたい旨伝えて欲しい」 とお願いした。
それから1週間ほど経ってから、娘さんから電話を貰った。
県外におり、オッサンとはもうずっと昔から親子の縁を切っているのだという。
謝罪の言葉は、「知らないことで申し訳なかった。姉弟で話し合いたいと思う」 という至極まともなものであった。

家はオッサンの物でなく、奥さんか子供名義なのだろう。
娘さんは、「つまらんことすな、もう出ていけ」 とオッサンに電話を入れたらしいのだが、それが功を奏してかオッサンは、この1週間ほど、出かけるときに何やら言い放つ以外は、すっかり大人しくなった。
住む所を奪われると困る、という知恵は人並みに働くのだろうか。
としたら、オッサンは、悪気があってあんなふうだったのだろうか。
それとも、『良識』 のタガが外れるという、脳の病気なのか。
なんだかわからんが、いずれにしても、あとはお身内にお任せする以外にない。
しかし、静かなのもいつまで続くやらで、不気味ではある。
警戒体制を弛めていいものか、判断に困る。
それならそうと誰か言ってくれなければ、終戦を知らない塹壕の日本兵のごとく、ひとり無駄に神経を尖らせ目をギラつかせる、ただの痛ましい人になってしまう。

それにしても、しょっちゅう覗かれたり、名前を呼ばれたりということがないだけで、かなりストレスが軽減され、極楽浄土のようだ。
こうなると、かつての平凡な毎日のいかに得難く幸せなことであるかを知るに至り、仏の道の光明を見たかのように手を合わせたくなるものだ。
ナンマンダブ。

オッサンは、毎日、近所のコンビニに酒を買いに行く。
わずかな道のりにも疲れるのか、立ち止まっては掌に載せた小銭を勘定している姿を見かけると、なんだかため息が出る。








  1. オッサン
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死語硬直 :: 2013/09/05(Thu)


昨日、オッサンに 『ズベ公』 と呼ばれた。


あたしのような清純派にむかって、なんてことを。
それにしても、時代を感じる単語だ・・





ジジイめ、毒ガエル放り込んでやる。








  1. オッサン
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